第1試合 Girls Soka FutsPNUTS

 

2019年度の女子大生リーグ第2節は第1節で好成績を残した2チームの対戦からスタートしましたが、開始20秒でいきなり動きます。Girls Soka Futsの絶対的エースの円城寺選手が左足で決めて先制に成功します。その後しばらく試合は小康状態になりますが、6分00秒にまたも円城寺選手が決めてGirls Soka Futsが点差を2点に広げます。しかしその20秒後、PNUTSも反撃。斎藤選手がキーパーが弾いたところを押し込んで1点差に迫りますが、8分50秒、またも円城寺選手が決めて勝負あり。3−1でGirls Soka Futsが開幕からの無敗を伸ばしました。

 

MEP:円城寺恭子(Girls Soka Futs)  得点者:(Girls Soka Futs)円城寺3 (PNUTS)齋藤

 

 

第2試合 GIOCATORERCC

 

第2試合は第1節唯一勝点が無かったGIOCATOREが1勝1分だったRCCに挑みますが、RCCの攻撃力が爆発しました。開始0分22秒に塚田選手が決めて先制すると、3分26秒に塚田選手の2点目、3分55行に窪田選手、4分15秒に世古選手と試合序盤で4点をリードします。更にRCCは8分37秒にはGIOCATOREのオウンゴールで1点を追加し5−0でGIOCATOREとの今期初戦を一方的な展開で勝利しました。

 

MEP:塚田美美南(RCC)  得点者:(RCC)塚田2、窪田、世古、OG

 

 

第3試合 J.W.F.C.JSR

 

第1節を3戦3勝とし、連覇に向けて好発進となったJ.W.F.C.は第1節でも勝利しているJSRと対戦。対するJSRは新1年生も戦力に加え巻き返しを図りましたが、序盤からJ.W.F.C.ペースとなりました。1分59秒に第1節では好調ななチームとは裏腹に不振を極めた友永選手のゴールで先制します。その後も3分54秒に第1節絶好調だった早稲田選手のゴールでJSRを突き放すと、試合終盤には友永選手が2ゴールを決めて復活を印象付けました。4−0というスコアは奇しくも第1節と同じ。次回はJSRのリベンジが見られるでしょうか・・・?

 

MEP:友永和希(J.W.F.C.)  得点者:(J.W.F.C.)友永3、早稲田

 

 

第4試合 GIOCATOREPNUTS

 

新しいメンバーも加わりそろそろ今期の初勝利と思ったGIOCATOREですが、PNUTSの攻撃力に屈する結果となりました。0分59秒に櫻井選手が口火を切ると4分9秒にも櫻井選手のゴール。その直後には櫻井選手のアシストから石橋選手が決めて3−0。試合後半には原選手の2ゴール、斎藤選手、桜井選手のゴールも生まれ終わってみれば7−0。今期最多の得点差でPNUTSが勝利を収めました。

 

MEP:櫻井葉那(PNUTS)  得点者:(PNUTS)櫻井3、石橋、原2、斎藤

 

 

第5試合 JSRGirls Soka Futs

 

今期は開始直後に得点が入ることが多くなっていますが、この試合も0分55秒に円城寺選手がドリブル突破から決めてGirls Soka Futsが先制します。しかしJSRはこれにひるまず徐々に体制を立て直しGirls Soka Futsに迫ります。そして迎えた5分5秒、篠崎選手のゴールで同点に追いつくと、6分58秒には篠崎選手のパスを根本選手が決めてJSRが逆転に成功します。しかし、円城寺選手は一枚上手でした。JSRが勝利を意識し始めた8分10秒、同点ゴールをJSRゴールに突き刺します。試合はこのまま2−2で終了。勝点1獲得に留まったJSRですが、1年生の活躍は今後の光明と言っていいのではないでしょうか・・・?

 

MEP:篠崎未於(JSR)  得点者:(Girls Soka Futs)円城寺2 (JSR)篠崎、根本

 

 

第6試合 J.W.F.C.RCC

 

第6試合は今節一番の注目カード、お互いに開幕から負けなしのJ.W.F.C.RCCの対戦。戦前の予想ではこの2チームが優勝争いをリードしていくのではと思われていましたが、J.W.F.C.もそれを承知しており気合十分で序盤からRCCゴールに襲い掛かります。最初のゴールが生まれたのは3分47秒、普段は後方に位置する相沢選手のゴールでした。更に4分24秒には早稲田選手の強烈な一撃が決まって2−0とすると4分48秒にはキーパーのキックでのクリアが鈴木選手に当り得点となるRCCにとっては不運もあり3−0。その後RCCも反撃に転じ5分33秒に世古選手が決めますが、試合終了間際にも友永選手に決められ万事休す。4−1というスコア以上に見どころが多かった好ゲームとなりました。

 

MEP:相沢はるか(J.W.F.C.)  得点者:(J.W.F.C.)相沢、早稲田、鈴木、友永 (RCC)世古

 

 

第7試合 GIOCATOREGirls Sika Futs

 

しばしの休憩の後行われたGIOCATOREGirls Soka Futsの一戦はGirls Soka Futs円城寺選手の一人舞台となりました。1分10秒、2分43秒、3分59秒、5分52秒、6分37秒、7分30秒、8分16秒、9分4秒、すべてのゴールを叩き出し8−0でGirls Soka Futsの勝利。しかしそれ以上にこの状況でも最後まで試合を捨てることのなかったGIOCATOREの敬意を表したいと思います。

 

MEP:円城寺恭子(Girls Soka Futs)  得点者:(Girls Soka Futs)円城寺8

 

 

第8試合 J.W.F.C.PNUTS

 

先ほどのRCC戦に勝利したためか、PNUTSの固い守備のためか、序盤なかなかゴールを決められないJ.W.F.C.。試合が動いたのは後半に入った6分8秒に決まった相田選手のゴールでした。試合は試合終了間際の9分4秒にも早稲田選手のゴールで1点を追加したJ.W.F.C.が2−0で勝利しましたが、先ほどの試合での相沢選手、この試合の相田選手と、誰もがゴールを決めることができるのがJ.W.F.C.の一番の強みと言っていいのではないでしょうか・・・

 

MEP:相田美沙希(J.W.F.C.)  得点者:(J.W.F.C.)相田、早稲田

 

 

第9試合 RCCJSR

 

毎年、好ゲームを繰り広げてきたRCCJSRの今期初戦。前の試合でJ.W.F.C.に敗戦を喫し、後悔が残るRCCに対し、新1年生の出場で意気上がるJSR、試合前半はがっぷり四つの展開となります。そんな試合が動いたのは6分48秒、左サイドを崩して絶妙なゴールを決めたのはRCCの窪田選手でした。その後は2点目を狙うRCC、同点に追いつきたいJSRと更なるゴールを目指しましたが、これ以上のゴールは生まれず。1−0でRCCが勝利し、勝点3を手にしました。

 

MEP:窪田理菜(RCC)  得点者:(RCC)窪田

 

 

第10試合 momozaGirls Sika Futs

 

ここからは各チーム今節最後の試合。その最初の試合も要注目の一戦となりました。ここまで全勝のJ.W.F.C.と今節だけで13ゴールを決めている円城寺選手がいるGirls Soka Futs。この試合を最初に動かしたのも円城寺選手のゴールでした。決まったのは0分40秒、J.W.F.C.がまだエンジンがかからないうちの速攻でした。しかし試合巧者のJ.W.F.C.はここから徐々に立て直し、4分15秒に牧田選手のゴールで同点に追いつくと、5分30秒には空いた選手にもゴールが生まれ逆転に成功。この後のGirls Soka Futsの反撃を堅い守備でかわし、2−1のまま試合終了。J.W.F.C.は開幕から無傷の7連勝で第2節を終えました。

 

MEP:相田美沙希(J.W.F.C.  得点者:(J.W.F.C.)牧田、相田 (Girls Soka Futs)円城寺

 

 

第11試合 GIOCATOREJSR

 

今節から新1年生が戦力となり、チームの底上げにもつながったJSR。この試合も未だ勝点無しのGIOCATOREが相手とはいえ、その1年生が活躍します。開始早々の0分16秒と5分23秒に高野選手の連続ゴールで試合の主導権を握ると、5分45秒には前節MVPに選ばれた木内選手の今節初ゴールが決まり3−0。その後も攻撃の手を緩めないJSRは熊田選手、和田選手にもゴールが生まれ、5−0の大勝。今節の初勝利をあげました。敗れたGIOCATOREはこの試合も勝てず開幕9連敗。次節はお休みなので、それ以降の初得点、初勝点獲得を期待したいと思います。

 

MEP:高野美夏子(JSR)  得点者:(JSR)高野2、木内、熊田、和田

 

 

第12試合 RCCPNUTS

 

今節は欠席者が多く少人数で戦ってきたRCC。この試合は5名ギリギリでPNUTSと対戦しましたが、先ほどのJSR戦同様、序盤は得点を奪えず我慢の展開に。しかしこの試合の勝利を決めたのもJSR戦同様、窪田選手の左足からのゴールでした。決まったのは5分29秒。その後は両者一進一退の攻防を繰り広げますが、試合は動かず1−0でRCCが勝利するとともに2試合連続で決勝ゴールを決めた窪田選手の今節MVPが決定。PNUTSは敗れたものの決して悪い状態ではないので、次節以降の巻き返しが期待できると思います。

 

MEP:窪田理菜(RCC)  得点者:(RCC)窪田