第1試合 RCC対Arroz F.C.

 

前回が雨で中止となり1か月ぶりの開催となった今期の女子大生リーグ。第3節の第1試合は、第2節がともにお休みだったRCCArroz F.C.の対戦。しかも初顔合わせの一戦でしたが、先にペースを掴んだのはArroz F.C.。いきのいい1年生を中心に攻め立て、2分8秒に前田選手のゴールで先制すると4分12秒に菊池選手、5分36秒に小暮選手と立て続けにゴールが決まります。更に試合終盤の9分19秒には鵜澤選手のミドルシュートがRCCゴールに突き刺さり4点目。これに対してRCCは試合終了間際に三尾選手のゴールで1点を返すのが精いっぱい。4−1でArroz F.C.が勝利しました。

 

MEP:鵜澤美紀(Arroz F.C.  得点者:(Arroz F.C.)前田、菊池、小暮、鵜澤 (RCC)三尾

 

 

第2試合 J.W.F.C.Girls Soka Futs

 

第2試合は前節も対戦があったJ.W.F.C.Girls Soka Futsの一戦。前節はJ.W.F.C.が大勝していますが、この試合も序盤からJ.W.F.C.が攻勢に出ます。2分52秒に鈴木選手のゴールが決まりまず1点。その後メンバー交代をした後半早々には友永選手が立て続けにゴール。更に9分29秒には早稲田選手がドリブルシュートを決めて勝負あり。この試合もJ.W.F.C.が大差でGirls Soka Futsを下しています。

 

MEP:鈴木美来(J.W.F.C.)  得点者:(J.W.F.C.)鈴木、友永2、早稲田

 

 

第3試合 JSRGIOCATORE

 

前節がお休みで久しぶりの登場となったGIOCATOREは今節も少人数。しかし、GIOCATOREは少人数で暑さに耐えて強力なJSR攻撃陣に得点を許しません。しかし、このままスコアレスで試合終了かと思われた9分過ぎ、JSR小川選手にゴールを決められ万事休す。GIOCATOREは惜しいところで勝点を核とk数ることが出来ませんでした。

 

MEP:小川遥加(JSR)  得点者:(JSR)小川

 

 

第4試合 Arroz F.C.Girls Soka Futs

 

こちらも初対戦のArroz F.C.Girls Soka Futsの一戦が第4試合。この試合も第1試合のRCC戦で活躍したArroz F.C.の1年生がこの試合も躍動します。1分20秒に菊池選手が関節フリーキックから決めて先制すると、4分20秒には小暮選手、5分30秒には鵜澤選手のヘディングシュートも決まり試合は完全にArroz F.C.ペース。更に攻撃の手を緩めないArroz F.C.は7分39秒に前田選手、9分55秒には鵜澤選手が決めて5−0とこの試合も圧勝。どこからでも点が取れることを証明してくれました。

 

MEP:菊池香那(Arroz F.C.)  得点者:(Arroz F.C.)菊池、小暮、鵜澤2、前田

 

 

第5試合 D.T.MRCC

 

諸事情でメンバーの到着が遅れ、第5試合が今節最初の試合となったD.T.Mは5人で試合に臨みますがこの暑さの中で厳しい戦いを強いられます。開始早々の0分38秒に石村選手のシュートはキーパーがはじくもののそのままゴールに吸い込まれRCCに先制を許してしまいます。更にRCCは1分53秒、2分42秒に野村選手が立て続けにゴールを決め3−0。そしてとどめは6分25秒に決まった新井選手の今季初ゴール。4点を奪ったRCCが4試合目にして今期の初勝利をあげました。

 

MEP:野村文乃(RCC)  得点者:(RCC)石村、野村2、新井

 

 

第6試合 J.W.F.C.GIOCATORE

 

第2試合で4−0と大勝したJ.W.F.C.がこの試合もGIOCATORから大量得点を奪います。開始早々に川上選手のゴールで先制。5分00秒に友永選手、7分45秒に牧田選手と着実に得点を重ね迎えた9分台、前節でもゴールをあげた末山選手が立て続けにゴールを決めて5−0。試合が決まった後とはいえ2点を決める勝負強さは優勝するためには必要な戦力だと思いました。対するGIOCATORは少ない人数だったこともありなかなか得点機を演出することが出来ませんでした。

 

MEP:川上あずさ(J.W.F.C.)  得点者:(J.W.F.C.)川上、友永、牧田、末山2

 

 

第7試合 JSRD.T.M

 

今節はここまで大量得点さとなる試合が多い下位となっていますが、この試合もそんな試合となりました。開始30秒で小川選手がコーナーキックから得点を奪うと、2分15、3分18秒、4分57秒と立て続けに決めた大屋選手は前節に続くハットトリック達成。このうち2本は左足で、どちらの足でも決められるところを見せてくれました。そして9分9秒には木村選手のとどめのゴール。決めるべき人が決めたJSRが勝利しましたが、忘れてはいけないのがD.T.M唯一の得点を決めた板倉選手。劣勢の中諦めず決めたゴールはきっと今後の戦いに生かされるものだと思います。

 

MEP:大屋絵真(JSR)  得点者:(JSR)小川、大屋3、木村

 

 

第8試合 RCC.Girls Soka Futs

 

ここまでの7試合中6試合で4ゴール以上が決まっている今節ですが、この試合は引き締まった好ゲームなったのが第8試合のRCCGirls Soka Futsの今期最初対戦。RCCは三尾選手、Girls Soka Futsは薄井選手が攻撃陣を引っ張りますが、なかなか得点に結びつけることができません。試合が動いたのは6分15秒、Girls Soka Futs柳生選手のゴールでした。先制を許したRCCはその後何度もGirls Soka Futsゴールに襲い掛かりますが、キーパー好守に阻まれ最後までゴールネットを揺らすことができず悔しい敗戦。Girls Soka Futsが今節の初勝利を手にしました。

 

 

MEP:柳生良美(Girls Soka Futs)  得点者:(Girls Soka Futs)柳生

 

 

第9試合 Arroz F.C.GIOCATORE

 

この日既に2勝を手にしているArroz F.C.の3試合目は、同じ早稲田大学のサークル=GIOCATOREとの今期第2戦。第1節で対戦した際は3−1で勝利していますが、この試合も先制したのはArroz F.C.。3分46秒、この日好調の菊池選手が3試合連続でゴールを決めます。更に攻撃の手を緩めないArroz F.C.は6分4秒、野毛選手にも今季初ゴールが生まれGIOCATOREを突き放します。その後は得点シーンは見られなかったものの2−0でArroz F.C.が勝利。今期の対戦成績を2戦2勝としました。

 

MEP:菊池香那(Arroz F.C.)  得点者:(Arroz F.C.)菊池、野毛

 

 

第10試合 J.W.F.C.D.T.M

 

こちらも今節好調のJ.W.F.C.は3勝目を目指してD.T.Mと対戦。2試合合計9得点をあげている攻撃陣はもちろん、守備陣も好調でここまで2試合とも無失点で来ています。そしてこの試合も終始J.W.F.C.ペース。3分45秒に牧田選手のミドルシュートがD.T.Mゴールに突き刺さると、6分0秒には末山選手、更にその直後にも早稲田選手のゴールが決まり3−0とします。対するD.T.Mも少人数で必死に戦いますが、J.W.F.C.ゴールを脅かすことができません。試合はこのまま終了。J.W.F.C.Arroz F.C.同様3勝目をゲットし、この後の直接対決に望みます。

 

MEP:牧田遥香(J.W.F.C.)  得点者:(J.W.F.C.)牧田、末山、早稲田

 

 

第11試合 JSRGirls Soka Futs

 

第11試合はJSRGirls Soka Futsの今期の2戦目。前節の対戦ではJSRが大勝していますが、この日のGirls Soka Futsは侮れない相手。そんな試合は序盤こそ静かな立ち上がりでしたが、5分6秒に先制したのはJSR。現在得点王の大屋選手がゴール前の個人技からシュートを決めますがGirls Soka Futsもすぐに反撃。30秒も経たないうちに薄井選手のゴールであっという間に同点に追いつきます。しかしこの日は上位陣が好調なだけに負けられないJSRは7分24秒、小川選手がゴール前で相手守備陣に手こずるものの体制を維持し決勝ゴールを決めて2−1。JSRが貴重な勝点3を手にしました。

 

MEP:小川遥加(JSR)  得点者:(JSR)大屋、小川 (Girls Soka Futs)薄井

 

 

第12試合 RCC.GIOCATORE

 

先ほどの試合でGirls Soka Futsに悔敗戦を喫し、是が非でも勝利したいRCCは序盤から攻勢に出ます。3分0秒、右サイドをドリブルで突破しシュートを決めたのは三尾選手。更に三尾選手は4分30秒にもロングシュートを決めてこの試合2得点。この試合で最も輝いた選手となりました。逆にこの試合が今節の最終戦だったGIOCATOREは今節は1ゴールもあげることなく4連敗。次節以降の巻き返しを期待したいと思います。

 

 

MEP:三尾ひかり(RCC)  得点者:(RCC)三尾2

 

 

第13試合 Arroz F.C.J.W.F.C.

 

今節最も注目すべき上位対決一つ目はお互いに今節3戦3勝と好調のArroz F.C.J.W.F.C.の今期の初戦。Arroz F.C.は今期からの参入のため全くの初顔合わせとなります。そんな試合は予想通り序盤から一進一退。特に活躍したのはArroz F.C.のキーパーを務めた太田選手。J.W.F.C.の強烈な枠内シュートを悉くブロックします。そんな太田選手の頑張りに応えたいArroz F.C.が先制に成功したのは6分30秒、4試合連続となる菊池選手のゴールでした。しかしJ.W.F.C.も粘ります。7分25秒、太田選手の牙城を崩したのは末山選手のシュートでした。その後も両者最後まで攻撃の手を揺るず頑張りましたが、このまま試合終了のホイッスル。1−1で勝点1ずつを分け合う結果となりました。

 

MEP:太田明花(Arroz F.C.)  得点者:(Arroz F.C.)菊池 (J.W.F.C.)末山

 

 

第14試合 D.T.MGirls Soka Futs

 

第14試合はD.T.MGirls Soka Futs、お互いに今節の最終戦にして今期初戦。この日はお互いに少人数で体力的にも限界だったようですが、最後まで頑張りを見せてくれました。しかし得点シーンを見ることができたのはGirls Soka Futsのみ。2分56秒に薄井選手が先制ゴールを決めると5分18秒にも2点目を決めて2−0でD.T.Mを破り今節の2勝目をゲット。D.T.Mは今節は勝利はありませんでしたが、少人数で最後まで頑張った点は大いに評価されるところだと思います。

 

MEP:薄井麻生子(Girls Soka Futs)  得点者:(Girls Soka Futs)薄井2

 

 

第15試合 Arroz F.C.JSR

 

この試合も今節の注目カード。ここまで首位のJSRと、ここまで無敗のArroz F.C.の一戦。このカードも今期の初戦となります。好調同志、上位対決ということで予想通り引き締まった好ゲームとなります。強烈な攻撃陣を有するチーム同士の対戦ということもあり打ち合いになるのではと思いましたが、ここでもJSRの前に立ちはだかったのはArroz F.C.のキーパー太田選手。この前の試合で指を負傷したものの好セーブを連発。そして試合が決まったのは試合終盤6分過ぎの事でした。ここまでゴールは1年生中心だったArroz F.C.ですが、ここ一番で大仕事をしたのは3年生の新津選手。この1点を最後まで守り切ったArroz F.C.が貴重な勝点3を獲得。JSRは善戦したものの1点を奪えず惜敗。しかしこのカードはまだ3回残されています。きっと今回以上の試合を見せてくれる事でしょう・・・

 

MEP:新津しおり(Arroz F.C.)  得点者:(Arroz F.C.)新津

 

 

第16試合 RCCJ.W.F.C.

 

長かった第3節もこれが最終試合。お互いに5試合目となるJ.W.F.C.RCCの一戦も1点を争う好ゲームとなりました。上位陣に離されないためには上位に位置するJ.W.F.C.を倒しておきたいRCCは前の試合で2点をあげた三尾選手を中心に攻撃を仕掛けますが、それ以上にJ.W.F.C.の守備は堅く得点を奪うことができません。しかしJ.W.F.C.RCCの意地の前に自慢の攻撃陣の爆発はありませんでしたが、4分20秒に決まった友永選手の虎の子の1点を守り切り、上位の意地を見せ勝利をもぎ取りました。これでJ.W.F.C.Arroz F.C.と同じく今節を4勝1分の好成績で終え、首位に浮上。RCCは善戦むなしく今節は2勝3敗となりましたが、試合は今期はまだ序盤、これからの上位叩きを期待したいと思います。

 

MEP:友永和希(J.W.F.C.)  得点者:(J.W.F.C.)友永