1試合 D.T.MGirls Soka Futs A

 

今回が2016年度の女子大生リーグの最終節です。全チームが参加した今節最初の試合はD.T.MGirls Soka Futs Aの対戦。D.T.Mは夏休み明けから2年生中心のチームになりましたが、今節は最後という事もあり3,4年生も参加しましたが、先制点を奪ったのは3年の原田選手。決まったのは1分5秒。その後も相手ゴールに迫るD.T.Mでしたが、これ以外はゴールネットを揺らすことはできず。しかしこの1点を守り切ったD.T.Mが久々の勝利をあげています。

 

MEP:原田絢香(D.T.M)  得点者:(D.T.M)原田



第2試合 JSRGirls Soka Futs B


第2試合は優勝争い真っただ中のJSRGirls Soka Futs Bと対戦。先制したのはJSR。1分56秒に榎本選手のゴールが生まれます。その後も勢いに乗るJSRは5分25秒に北島選手が追加点を決めて2−0としますが、7分33秒、途中出場の薄井選手に決められ1点差に詰め寄られます。その後もGirls Soka Futs BJSRゴールを脅かしますが、JSR守備陣も必死の守りを見せ試合はこのまま終了のホイッスル。2−1でからくもJSRが勝点3を手にしました。

 

MEP:榎本美留(JSR) 得点者:(JSR)榎本、北島 (Girls Soka Futs B)薄井

 

 

第3試合 RCCGIOCATORE

 

第3試合には前節まで首位のRCCが登場。同勝点ながら1試合多く残すJSRが直前の試合で勝利したことで、引き分けも許されない試合となりましたが、その気持ちが試合開始早々からGIOCATOREを飲み込みます。開始50秒で大倉選手が先取点を奪うと、その直後にも大倉選手が連続でゴールを決めあっという間に2−0とします。その後も攻撃の手を緩めないRCCは佐藤選手の2ゴールで勝利を手繰り寄せると、6分43秒には坂田選手、更には田中選手にもゴールが生まれ6−0の快勝。再度JSRに勝点で追いつきました。(勝点はJSRRCCともに64)

 

MEP:佐藤由奈(RCC)  得点者:(RCC)大倉2、佐藤2、坂田、田中

 

 

第4試合 iAnimo!PNUTS

 

第4試も優勝争い中のチームが登場。前節まで首位との勝点差1ながら4位で最終節を迎えたiAnimo!が前節お休みだったPNUTSを迎え討ちます。しかし今期の女子大生リーグで各節のMVPに輝いた藤井選手と勝又選手を欠くiAnimo!は序盤はなかなかゴールを奪うことができません。それでも4分8秒、藤井選手、勝又選手と共にゴールを量産してきた戸水選手のシュートが決まり先制に成功します。対するPNUTSAfflus Leagueの先輩の意地を見せその後は得点を許しませんが、9分20秒、iAnimo!斎藤選手が待望の追加点をゲットし2−0で試合終了。勝点3をゲットしたiAnimo!も首位との勝点差1をキープです。

 

MEP:戸水万莉奈(iAnimo!) 得点者:(iAnimo!)戸水、斎藤

 

 

第5試合 J.W.F.C.D.T.M

 

今節は9チームが参加するためこの試合が最初の試合となったJ.W.F.C.。対戦相手は第1試合で久々の勝利を飾ったD.T.MJ.W.F.C.も前節まで首位と同勝点の61で今節をスタート、当然負ける事は許されません。しかし、この日のD.T.Mはこれまでとは一味違いなかなかゴールを許してもらえず0−0のまま試合終盤を迎えてしまいます。そんな試合が決したのは思いもよらぬプレーからでした。祖のプレーとは9分29秒のオウンゴール。D.T.Mゴールにボールが吸い込まれJ.W.F.C.がなんとか勝点3を手にすることができました。これで優勝争いをしている上位4チームの最初の対戦が終了。全チームが勝利したためこの時点で勝点差に変更はありません。

 

MEP:菅野未紀(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.OG

 

 

第6試合 Girls Soka Futs ADGirls Soka Futs B

 

第6試合は優勝争いに絡む試合ではありませんが、創価大学同士、Girls Soka Futs AGirls Soka Futs Bの今期最終戦。これまでの3回の対戦はすべてBチームが勝利していますが、先にゴールしたのはAチームでした。得点者は青山選手、なんと本リーグの初ゴールでした。このゴールで今まで以上に元気をもらったAチームはこの後のBチームの攻撃をことごとく跳ね返し、このまま1−0で試合終了。最後の最後で一矢報いたGirls Soka Futs Aでした。

 

MEP:青山香歩(Girls Soka Futs A)  得点者:(Girls Soka Futs A)青山

 

 

第7試合 GIOCATOREJSR

 

ここからはまた優勝争いの渦中にいるチームの試合となりますが、最初に今節2試合目に挑むのはJSR。対戦相手はGIOCATOREでしたが、この試合も1試合目以上のゴールラッシュとなりました。開始早々に北島選手のゴールが決まるとその直後には石田選手に今期初ゴールが生まれ試合開始1分も経たないうちに2−0とします。その後も攻撃の手を緩めないJSRは北島選手が更に2ゴールでハットトリックを達成。また小川選手も2ゴール、そして笹嶋選手もハットトリックを達成し、試合終了のホイッスルを聞くときには9−0。これでJSRは勝点67として暫定首位に躍り出ました。

 

MEP:北島彩香(JSR) 得点者:(JSR)北島3、石田、笹嶋3、小川2

 

 

第8試合J.W.F.C.RCC

 

第8試合は最終節序盤の大一番。同勝点で並ぶRCCJ.W.F.C.の直接対決となりました。この前の試合で1試合多く残すJSRが勝利したことで負けた方が優勝争いから脱落、また引き分けだった場合は両チームとも優勝は厳しくなるという本当に大事な試合となります。当然両者ともにこれまで以上の気合で試合に臨んだため序盤はお互いにゴールを奪えず折り返しと思った5分、一瞬のすきをつきRCC佐藤選手がJ.W.F.C.に突き刺さるゴールを決めてRCCが先制に成功します。これで攻めるしかなくなったJ.W.F.C.。試合終盤はJ.W.F.C.RCCゴールに攻め込むシーンが増えますがRCCも体を張って必死の守り。しかしここで試合終了のホイッスル。RCCが1−0で勝利し暫定首位に返り咲き。敗れたJ.W.F.C.は優勝争いから大きく後退することになりました。

 

MEP:佐藤由奈(RCC) 得点者:(RCC)佐藤

 

 

第9試合 D.T.MPNUTS

 

今節の後半戦最初の試合はD.T.MPNUTS。両者ともに優勝争いからは離れてしまっていますが、それでも試合に勝利したい気持ちは同じです。そんな試合は前半はお互いノーゴールでしたが、中盤から徐々に試合が動きます。先にゴールを奪ったのはD.T.M。これまで本リーグを盛り上げてきてくれた佃選手のゴールが決まったのは6分35秒の事でした。しかしPNUTSもこのまま黙ってはいません。D.T.Mに得点を奪われた1分後、PNUTSにも待望のゴールが生まれます。決めたのはこちらも本リーグに欠かせないプレーヤー=内村選手でした。試合はこのまま1−1で終了。ちなみにこの両者の今期の対戦結果はPNUTSの2勝1分1敗でした。

 

MEP:内村麻紀(PNUTS) 得点者:(PNUTS)内村 (D.T.M)佃

 

 

第10試合 iAnimo!Girls Soka Futs A

 

優勝争いをしている4チームで最も遅く2試合目を迎えたのがiAnimo!。対戦相手は先ほど同門対決を初めて制し勢いに乗るGirls Soka Futs Aでしたが、その勢いに勝る攻撃を見せたのがこの試合のiAnimo!でした。2分24秒に戸水選手のゴールで先制すると4分44秒には斎藤選手が加点。更には今節ものすごく成長を感じた丸岡選手が3点目をゲットすると、戸水選手、斎藤選手に2点目のゴールが飛び出し5−0。そして仕上げは斉藤選手のハットトリックとなるゴールでした。この試合に大勝したiAnimo!J.W.F.C.を抜いて暫定3位に浮上しています。

 

MEP:斎藤光保(iAnimo!) 得点者:(iAnimo!)戸水2、斎藤3、丸岡

 

 

第11試合 GIOCATOREGirls Soka Futs B

 

第11試合はGIOCATOREGirls Soka Futs Bの今期最終戦。ここまでの両者の対戦はGIOCATOREの1勝2敗。GIOCATOREはなんとか勝って五部の星に戻したいところでしたが、今節すでに2敗を喫し今期最終戦を勝利で終わりたいGirls Soka Futs Bの攻撃力が上回ります。3分28秒、4分40秒に多田選手が連続でゴールを奪うと、6分7秒には薄井選手、6分55秒には村木選手と今期攻撃面でGirls Soka Futs Bをリードしてきた選手の共演が見られ4−0で最終戦を勝利で飾ります。これでGirls Soka Futs Bは13勝6分13敗の勝率5割で今期の全日程を終了。後半戦は少し苦戦しましたが前年から大きく順位を上げる見事な戦いだったと思います。

 

MEP:多田聖美(Girls Soka Futs B) 得点者:(Girls Soka Futs B)多田2、薄井、村木

 

 

第12試合 JSR!J.W.F.C.

 

優勝争いの渦中のチーム同士の対戦が組まれたのが第12試合。先ほどの試合でRCCに惜敗し優勝争いからは交代したJ.W.F.C.は3位死守のためにも絶対に負けられない試合、そして負けたくない相手です。しかしその気持ちとは裏腹にJSRエースの北島選手に試合を支配されてしまいます。3分42秒に先取点を決めると4分34秒に追加点、そして仕上げはハットトリックとなるゴールが8分37秒に決まり一人でJSRの全得点を記録します。北島選手はこれで今期の得点王をほぼ手中に。残すは本リーグ初となる連覇となりました。なお、敗れたJ.W.F.C.はこれで今期の全日程を終了。19勝7分6敗の勝点64という立派な結果でしたが、無念の4位となってしまいました。

 

MEP:北島彩香(JSR) 得点者:(JSR)北島3

 

 

第13試合 RCCD.T.M

 

残すは4試合となった2016年度の女子大生リーグ。この時点でまだ優勝チームが決まっていません。しかし優勝争いの渦中にいるRCCは直前の試合でJSRの勝利を目の当たりにし絶対に負けられない戦いとなりました。そしてこの試合が今期の最終戦。対戦相手はこれまで先輩たちが何度も名勝負を繰り広げてきたD.T.M。仲がいいチームではありますがこの試合だけは負けられません。そしてもちろんD.T.Mも手を抜くことはありません。そんな試合は思ったよりも早く試合が動きます。開始1分8秒、決めたのはRCC井出選手でした。RCCは幸先よく1点をリードしますが、この後はD.T.Mゴールが遠い。対するD.T.Mも4年生にとっての最後のリーグ戦を勝利したいところでしたが試合はこの後動くことは無く1−0でRCCが勝利。D.T.Mは5勝4分23敗で今期を終了。RCCは21勝7分4敗、勝点70、特失点+57で今期の全試合を終了。同勝点で並び残り1試合を残すJSRの結果待ちということになりました。

 

MEP:井出彩香(RCC) 得点者:(RCC)井出

 

 

第14試合 GIOCATOREPNUTS

 

第14試合はGIOCATOREPNUTSの今期最終戦。ここまでの両者の対戦成績はPNUTSの1勝2分。GIOCATOREは勝って星を五部に戻したいところですが、先制したのはPNUTSでした。2分27秒に内田選手が今期初ゴールを記録します。更にPNUTSは相手選手のペナルティエリア内のファールでPKを獲得。これを林選手がきっちり決めて2−0とリードします。しかしGIOCATOREも反撃を開始。8分4秒に久保選手のゴールが生まれ2−1と肉薄しますが、試合はこのまま試合終了。2−1でPNUTSが何とか逃げ切り勝利を納めました。なお、この試合が今期最終戦だったGIOCATOREは5勝5分22敗で今期の全日程を終了。少し残念な結果ではありますが、有望な選手も入ってきていますし来期の巻き返しに期待したいと思います。

 

MEP:内田里奈(PNUTS) 得点者:(PNUTS)内田、速し(PK) (GIOCATORE)久保

 

 

第15試合iAnimo!JSR

 

今節そして今期最も注目の一戦がこの第15試合だったと思います。その試合に登場するのはJSRiAnimo!。ここまで2位のJSRの勝点は70。そして3位のiAnimo!の勝点は66。そして1位のRCCも勝点が70。残念ながらiAnimo!の優勝はこの時点で無くなっていますが、この試合の結果で優勝が決まるという大一番。JSRが勝ちか引き分けでJSRの優勝、iAnimo!が勝つとRCCの優勝となります。RCCメンバーが観戦する試合はスタート。序盤からお互いに攻撃を仕掛けますが、守りも堅く得点シーンを見ることができません。その均衡が破れたのが6分12秒。今節随所にいいプレーを見せていたiAnimo!斎藤選手が放ったシュートはJSRゴールに突き刺さります。しかしこの時点ではまだ同点、逆転する時間残っていますが、JSRはなかなかフィニッシュまで持ち込めません。刻々と過ぎていく時間。戦況を見守るRCCメンバー。必死に戦うJSRiAnimo!。そして無情にも時間は過ぎ、試合終了を告げるホイッスルが・・・この時点でJSRの2連覇の夢は潰えてしまい、RCCの優勝が決まりました。勝ったiAnimo!は本リーグ初参加ながら上位2チームと勝点差1の3位で今期の戦いを終えました。

 

MEP:斎藤光保(iAnimo!) 得点者:(iAnimo!)斎藤

 

 

第16試合Girls Soka Futs APNUTS

 

前の試合の余韻が残る中スタートしたGirls Soka Futs APNUTSの試合が今節のラストゲーム。今年度の最終試合でもあります。通常、優勝が決まった大一番の後は消化試合のような試合になるのですが、この試合は全くそんなことはありませんでした。ここまで最下位に沈んでいたGirls Soka Futs Aですが、この最終節はこれまで一度も勝てなかった同門のGirls Soka Futs Bに勝利するなど、一味も二味も違う戦いをしていましたが、この試合も前へ行く姿勢を崩さず中野選手が2ゴールを記録します。これまでで一番の盛り上がりを見せるSokaベンチ。しかしPNUTSもこのまま引き下がりません。4分48秒に宇高選手の今期初ゴールが生まれ1点を返します。お互いにベストを尽くしたであろう試合はこのまま2−1で終了。この勝利でGirls Soka Futs Aは最下位を脱出。PNUTSも6位が決定しました。これで今期の全試合を無事に終えることができました。

 

MEP:中野栄子(Girls Soka Futs A) 得点者:(Girls Soka Futs A)中野2 (PNUTS)宇高