第５節はゲストチームが２チーム参加してくれました。そのひとつP✩NUTSが初戦に登場。対するは前節で２位に肉薄したJSR。JSRにとっては初めて対戦するチームだったせいか静かな立ち上がりとなりましたが試合が動いたのは4分過ぎ。山田選手のゴールでした。こちらも手探り状態ではありながらここまで無得点に抑えていたP✩NUTSでしたが、この直後にもJSRにゴールを許してしまいます。結局試合は２−０でJSRの勝ち。P✩NUTSはこの時間帯だけが少し悔やまれる結果となりました。
ＭＥＰ：山田芙友（JSR） 得点者：（JSR）山田、横川
第２試合 RCC対J.W.F.C.
第２試合はここまで首位のJ.W.F.C.と２位のRCCの上位対決。僅かに残された逆転優勝のためにはどうしても勝利が必要なRCCは序盤から積極的に攻撃をしかけます。そのRCCは4分過ぎに絶好のチャンスを迎えます。右からの速いパスがゴール前に入りますがこれを吉田選手が決められません。その後RCCは後半出場の選手との交代の直前、マークが甘くなったところを、松井選手にゴール前からのシュートを決められこれが決勝点。RCCは痛い星を落としました。J.W.F.C.は優勝に一歩近づいた感じでしょうか・・・
ＭＥＰ：松井佑希子（J.W.F.C.） 得点者：（J.W.F.C.）松井
第３試合 FAVOLOSO対GIOCATORE
第３試合にはもうひとつのゲストチーム、FAVOLOSOが登場。GIOCATOREに挑みます。朝霞ではワンデイ大会には参加したことはあるもののリーグ戦は初という事で勝手がわからなかったFAVOLOSO。前回のワンデイカップでは優勝しており今回も？と思いましたが、なかなかGIOCATOREゴールを割ることができません。しかし、もうすぐ8分というところで田中選手にゴールが生まれます。そして試合はこのまま終了。FAVOLOSOが１−０で勝利しました。
ＭＥＰ：田中光（FAVOLOSO） 得点者：（FAVOLOSO）田中
第４試合 P✩NUTS対D.T.M
今節は７チームが参加したため、第４試合がこの日の初戦となったD.T.MはゲストチームのP✩NUTSと対戦。D.T.Mはこの日これまでで最多の人数で参加したため、短時間でメンバーが入れ替わることとなりました。そのためかなかなかリズムに乗れず、前回の勢いが見られません。P✩NUTSも２試合目で慣れてきたのか守備がかなり安定してきました。そして迎えた7分53秒、この試合唯一のゴールが飛び出します。決めたのはP✩NUTSの唐崎選手。このまま勝利したP✩NUTSはこれが記念すべき朝霞の試合初勝利となりました。
ＭＥＰ：唐崎梨穂（P✩NUTS） 得点者：（P✩NUTS）唐崎
第５試合 J.W.F.C.対JSR
J.W.F.C.は上位対決が続きます。第１試合で勝利したJSRはこの時点でRCCを抜き2位に浮上しています。なんとか一矢を報いたいJSRでしたが、この日はゴレイロ不在が響きました。試合序盤で徳武選手、松井選手に決められてしまいます。いつもは後ろがしっかりしているので攻撃に人数を割けるJSRですが、攻撃力のあるJ.W.F.C.にはそれができず無得点で敗戦。J.W.F.C.は優勝まであと一歩まで来ました
ＭＥＰ：徳武里乃（J.W.F.C.） 得点者：（J.W.F.C.）徳武、松井
第６試合 RCC対FAVOLOSO
立教大学同士の対戦となった第６試合。これまで何度も対戦している両チームですが、先制したのはFAVOLOSO。開始早々春日井選手のゴールが決まります。いろいろな意味で負けられないRCCは後半になり勢いが出てきます。何度も攻撃を射掛ける中でゴールが生まれます。6分に決めたのは内桶選手。FAVOLOSOゴレイロはから決めたゴールは更に勢いをもたらします。そして迎えた8分45秒、武藤選手のゴールでRCCが逆転。２−１で勝利したRCCはこの勝利で２位に再浮上となりました。
ＭＥＰ：武藤早苗（RCC） 得点者：（RCC）内桶、武藤
第７試合 GIOCATORE対P✩NUTS
GIOCATOREはゲストチームとの対戦が続きます。P✩NUTSとは先日のワンデイカップで既に対戦済み。３−０で勝利しています。しかしこの試合はなかなかチャンスが訪れません。それはP✩NUTSも同じこと。両社無得点のまま試合は後半に突入。そして迎えた7分25秒。唯一のチャンスをものにしたのはP✩NUTSでした。唐崎選手がこの日の２点目となるゴールを奪い１−０。P✩NUTSがこの日の２勝目をあげました。
ＭＥＰ：唐崎梨穂（P✩NUTS） 得点者：（P✩NUTS）唐崎
第８試合 JS.W.F.C.対D.T.M
この試合で勝利すると今期の優勝が決まるJ.W.F.C.。メンバーはそんなことは頭になかったと思いますが、この試合も序盤から猛攻を仕掛けます。前半の３ゴールで試合を決めます。前節、初めてJ.W.F.C.から勝点を奪ったD.T.Mでしたがこの試合は首位の勢いに押された感じ。そしてこの時点でJ.W.F.C.の優勝が決定。またこの試合で２ゴールを決めた松井選手は得点王にも王手をかけました。
ＭＥＰ：（J.W.F.C.）松井佑希子 得点者：（J.W.F.C.）松井２、徳武
第９試合 JSR対FAVOLOSO
少しの休憩を挟んで行われた第９試合はゲストのFAVOLOSOがJSRと対戦。今期の優勝がJ.W.F.C.に決まった今期、残すは準優勝争い。その渦中にあるJSRとしては落としたくない試合でしたが、FAVOLOSOもこの日好調。特にゴレイロの末竹選手と、得点源の春日井選手は強力です。しかしそんな試合を決めたのは伏兵の高橋選手でした。6分36秒にゴールを決めると9分過ぎにも追加点となる２点目を記録。この２点でFAVOLOSOが勝利。JSRは痛い敗戦となりました。
ＭＥＰ：高橋翔子（FAVOLOSO） 得点者：（FAVOLOSO）高橋
第１０試合 RCC対P✩NUTS
直前の試合で準優勝争いをすることになったJSRが敗戦を喫し、どうしても勝っておきたいRCCは、この日最高のスタートを切ります。50秒に石田選手のゴールが決まると、2分45秒にも石田選手の２点目で加点。その1分後には芝山選手のミドルシュートも決まりRCCの一方的な展開になります。RCCはその後も攻撃の手を緩めず大河原選手にもゴールが飛び出し４−０。JSRに勝点差５を付けました。
ＭＥＰ：石田翠（RCC） 得点者：（RCC）石田２ 、芝山、大河原
第１１試合 GIOCATORE対D.T.M
この日の１６試合中１０試合がゲストチーム絡みの試合ですが、この試合はレギュラーチーム同士の戦い。お互いにこの日２敗と苦戦中のGIOCATOREとD.T.M。しかもともにノーゴールですが、この試合は試合序盤にゴールが決まります。決めたのはD.T.M安藤選手。更にD.T.Mはこの後杵川選手もゴールを記録し２−０。D.T.Mは４年生の活躍でこの日の初勝利をあげました。GIOCATOREは元気なく３連敗。ゴールが決まれば流れが変わりそうなのですが・・・
ＭＥＰ：安藤茜（D.T.M） 得点者：（D.T.M）安藤、杵川
第１２試合 J.W.F.C.対FAVOLOSO
既に今期の優勝を決めたJ.W.F.C.ですが、本人たちはそのことを知りません。それを知っていても手を抜くようなチームではありませんが、対戦相手はこの日好調のFAVOLOということで、とても面白い試合となりました。序盤は攻守の入れ替わる展開。試合が動いたのは試合中盤でした。4分20秒に春日井選手がこの日初めてJ.W.F.C.ゴールに突き刺します。しかしJ.W.F.C.もその直後に山本（純）選手のゴールですぐに追いつきます。更に終盤に入りJ.W.F.C.が攻撃に転じますがFAVOLOSOのゴールを守る末竹選手を破る事ができず試合終了のホイッスルが・・・お互い勝点１ずつを分け合う結果は妥当な好ゲームでした。
ＭＥＰ：末竹美咲（FAVOLOSO） 得点者：（FAVOLOSO）春日井 （J.W.F.C.）山本（純）
第１３試合 JSR対GIOCATORE
第１３試合はGIOCATOREとJSRのこの日最終戦。表彰を受けることができる２位浮上のために是が非でも勝利がほしいJSRでしたが、その気持ちが空回りしたのかGIOCATOREゴールを割ることができません。しかしゴールが決まらないのはGIOCATOREも同じ。中盤に本多選手の強烈なシュートはあったもののJSRキーパーに阻まれてしまいます。結局試合はゴールシーンを見ることなく終了のホイッスル。この日初のスコアレスドローとなりました。
ＭＥＰ：本多葉奈（GIOCATORE） 得点者：なし
第１４試合 RCC対D.T.M
先ほどの試合で大勝し、この試合も勝ってJSRとの準優勝争いを有利に進めたいRCCでしたが、いきなり出鼻をくじかれてしまいます。1分50秒に決めたのは大嶋選手。これもまた４年生のゴールでした。その後D.T.Mは１年生の原田選手が強烈なシュートを決めて追加点を奪います。このままで終われないRCCも猛攻を仕掛けますが、焦りからかシュートは枠を捉えられず無得点で試合終了。D.T.Mはこの前の試合から連勝。前節のいいムードが戻ってきました。負けたRCCは２勝２敗で第５節を終了。準優勝争いをしているJSRとは勝点差４で最終節を迎えることになりました。
ＭＥＰ：原田絢香（D.T.M） 得点者：（D.T.M）大嶋、原田
第１５試合 J.W.F.C.対P✩NUTS
王者J.W.F.C.にゲストチームのP✩NUTSが挑戦した第１５試合。この試合はJ.W.F.C.が優勝チームの実力を見せつける結果となりました。開始50秒に小森選手が決めると3分24秒にも山本（百）選手もこれに続き２−０。その後はゴールこそ生まれなかったものの相手にも好機を作らせることなく試合終了。２−０でJ.W.F.C.が勝利。P✩NUTSはこの日の５試合を２勝３敗で終えました。でも前回のワンデイカップから比べると大きく前進したように思いました。これからが楽しみですね。
ＭＥＰ：小森真帆（J.W.F.C.） 得点者：（J.W.F.C.）小森、山本（百）
第１６試合 D.T.M対FAVOLOSO
長かった第５節の最終試合はD.T.MとFAVOLO戦。D.T.Mは直前の２試合を勝利した勢いそのままに序盤で主導権を握ります。1分18秒に原田選手が決めると、30秒経たないうちに佃選手のゴールで加点。この試合に勝てばゲストチームの賞品獲得条件の勝点１０に達するFAVOLOSOは試合中盤から春日井選手を投入しますが、その春日井選手が大仕事をやってのけます。6分15秒、8分44秒にゴールを決めて同点にすると9分13秒にも決めてハットトリックを達成。そしてそのまま試合にも勝利。D.T.Mは序盤の２ゴールを生かせず悔しい敗戦。それ以上に春日井選手を褒めた方がいい、そんな試合でした。
ＭＥＰ：春日井友希（FAVOLOSO） 得点者：（FAVOLOSO）春日井３ （D.T.M）原田、佃