第1試合 RCCGIOCATORE

 

518日(日)に2014年度の女子大生リーグが開幕しました。その第1試合はリーグ創設から参加してくれているRCCGIOCATOREの一戦。RCCは新チームになってほとんどの選手がリーグを経験したことがありません。緊張もあったとは思いますが石田選手のゴールで先制すると選手の動きが一気によくなります。試合終盤には吉田選手が立て続けにゴールを奪い試合を決定づけます。結果は3−0でRCCが勝利。GIOCATOREは昨年に続き初戦で勝点を獲得することができませんでした。

 

MEP:吉田茉莉(RCC)  得点者:(RCC)石田、吉田2

 

 

第2試合 J.W.F.C.対学習院

 

今期の女子大生リーグは日曜日開催に変わるなど変化があり、参加チーム数も5チームに減少。それもあって、今期は毎回ゲストチームを招いて行うことにしました。第2試合に登場した学習院が第1節のゲストチーム。対戦するのはJ.W.F.C.。いきなり強豪同士の対戦となりましたが、学習院のOGJ.W.F.C.が先制。その後、学習院も2年前に得点王になった経験もある本多選手が750秒に決めて同点に追いつきますが、9分過ぎに松井選手が決めてJ.W.F.C.が突き放します。これで勝負あったかと思われましたが、最後の最後に学習院が同点ゴールを叩き込み、2−2で試合終了。勝点1ずつを分け合う結果となりました。

 

MEP:松井佑希子(J.W.F.C.)  得点者:(J.W.F.C.)松井、OG (学習院)本多(由)、本多(愛)

 

 

第3試合 D.T.MEJSR

 

3試合には今期からAfflus Leagueに参戦することになったD.T.Mが登場。対するは3年目の参加となるJSRD.T.Mは初参加ながら今回もっともたくさんの選手が参加してくれましたが、場馴れしていない感は否めません。対するJSRにもそれが伝染してしまったのか最後までゴールに結びつけることができずスコアレスドローで試合終了。D.T.Mは引き分けではありましたが初めてのリーグ戦で勝点を獲得し一安心といったところでしょうか・・・

 

MEP:宮脇めぐみ(D.T.M)  得点者:なし

 

 

第4試合 RCCJ.W.F.C.

 

好スタートを切ったRCCに対し、優勝を狙うJ.W.F.C.はドロースタート。そのせいもありJ.W.F.C.の攻撃シーンが多く見られた試合となりました。勝点3獲得のため、早くゴールがほしいJ.W.F.C.でしたが、RCCキーパーの武藤選手がことごとくそれを阻止。結局ゴールが生まれないまま試合終了。J.W.F.C.は思いもよらぬ開幕2戦連続勝点1止まりとなってしまいました。

 

MEP:武藤早苗(RCC)  得点者:なし

 

 

第5試合 GIOCATORED.T.M

 

2巡目となり初参加のD.T.Mも慣れてきたのでしょうか?1試合目よりも攻撃するシーンが増えてきました。結果はまたもスコアレスドローでしたが、試合終盤にキーパーと11になる惜しいシュートもありました。対するGIOCATOREですが、今期もなかなか得点することができません。期待できそうな新人も参加していましたがチームとして機能するのにはもう少し時間がかかりそうです。

 

MEP:遠藤裕香(D.T.M)  得点者:なし

 

 

第6試合 JSR対学習院

 

前半戦最後の試合は学習院とJSRの一戦。昨年、一昨年とリーグ戦などで何度も対戦してきた両者。全体として学習院に優勢でしたが、この試合先制したのはJSR348秒に後方に位置することが多い棚山選手のゴールが生まれます。その後、試合巧者の学習院も440秒に本多(愛)選手が同点弾を記録、同点に追いつきますが、7分過ぎに棚山選手のこの試合2ゴール目となるシュートが決まり逆転勝ち。貴重な勝点3獲得となりました。

 

MEP:棚山翔子(JSR)  得点者:(JSR)棚山2 (学習院)本多(愛)

 

 

第7試合 RCCD.T.M

 

1節も半分が終わり少しの休憩の後行われた第7試合はこの日好調のRCCD.T.Mの対戦でしたが、この日の勢いそのままにRCCペースの試合となります。開始早々に吉田選手の強烈なシュートが決まると、340秒には三村選手のゴールでD.T.Mを突き離します。更に515秒には内桶選手にもゴールが記録され3−0。RCCの勢いに押されっぱなしだったD.T.Mでしたが、7分25秒に記念すべきリーグ戦初ゴールが生まれます。決めたのは上原選手。この日の上位に入る技ありゴールでした。1−3で負けはしましたが、これでD.T.Mも楽に戦っていけるでしょう。

 

MEP:吉田茉莉(RCC)  得点者:(RCC)吉田、三村、内桶 (D.T.M)上原

 

 

第8試合 J.W.F.C..JSR

 

JSRは1勝1分と上々の滑り出し。対するJ.W.F.C.はまさかの開幕2戦連続引き分け。目標達成のためにはそろそろ結果がほしいところでしたが、この試合は早々とゴールをきめて勢いに乗ります。先制ゴールは139秒、小沼選手のゴールでした。その小沼選手は5分過ぎにもキーパーからのパスからシュートを決めてみせます。そして試合終了間際には松井選手にもこの日2点目となるゴールが飛び出し3−0も快勝。今季初勝利を飾りました。この試合活躍した小沼選手は昨年からもっとも成長した選手だと感じました。

 

MEP:小沼彩依(J.W.F.C.)  得点者:(J.W.F.C.)小沼2、松井

 

 

第9試合 GIOCATORE対学習院

 

この試合学習院は下級生を先発としてピッチに送り出します。これもゲストチームだからできることでしょうか・・・流石に簡単にはパスはつながりませんでしたが、相手にも得点を許しません。対するGIOCATOREは得点力不足が深刻化。何度もシュートシーンがありましたが、なかなか枠を捉え切れません。そして試合は終盤、経験を積んだ学習院1年生の山田選手のシュートが決まると全員で喜びあいます。結局更に1点を追加した学習院が2−0でGIOCATOREに勝利。ゲストチームとして初めて勝点3が記録されました。

 

MEP:山田碧衣(学習院)  得点者:(学習院)山田、本多(愛)

 

 

第10試合 RCCJSR

 

この日予想以上の成績を上げているRCCですが、そろそろ隙が出てしまうのではと思っていました矢先、30秒も経過しないうちに阿久津選手にゴールを奪われ先制されてしまいます。その後もなかなかペースを握れないRCCでしたが、7分半に同点のチャンスが訪れます。JSRがペナルティエリア内でファールを犯しRCCPKが与えられます。このPKをキッカーを務めた芝山選手が冷静に決めて同点。そして試合終了間際、その芝山選手が値千金の逆転ゴールを決めて土壇場で逆転に成功しRCCが2−1で勝利。これで第1節の全試合を終えたJSRは1勝1分2敗。学習院に勝利しただけに悔しい結果となりました。

 

MEP:芝山可愛(RCC)  得点者:(RCC)芝山2 (JSR)阿久津

 

 

第11試合 D.T.M対学習院

 

学習院同士の対戦となった第11試合は学習院のゴールラッシュとなりました。1分17秒に黒岩選手のゴールでまず1点。34秒のオウンゴールを挟み354秒には本多(愛)選手、431秒には久保選手にもゴールが生まれ4−0。ラストはこの日絶好調の本多(愛)選手が決めて5−0の快勝。D.T.Mは押されっぱなしでの大敗でしたが、初めてのリーグ戦を22敗で終えることができました。リーグ戦初勝利は次節の楽しみに取っておきましょう。

 

MEP:本多(愛)(学習院)  得点者:(学習院)黒岩、OG、本多(愛)2、久保

 

 

第12試合 GIOCATOREJ.W.F.C.

 

ひとつでも勝利して終わりたいGIOCATOREと勝点3を積み上げて終わりたいJ.W.F.C.の一戦。この試合はJ.W.F.C.の渡辺選手が躍動します。250秒に先制ゴールを決めると、455秒にも追加点となるゴールを記録。6分過ぎにはキャプテンの村田選手にもゴールが飛び出し3−0。GIOCATOREJ.W.F.C.の勢いに押されていいところなし。でもまだリーグ戦は始まったばかり。この日見ただけでも有望な選手が入ってきていますし、噛み合ってくればゴールも決まるでしょうし、勝ち試合も増えてくるはず。次節以降のGIOCATOREの巻き返しに期待したいと思います。

 

MEP:渡辺茜(J.W.F.C.)  得点者:(J.W.F.C.)渡辺2、村田

 

 

第13試合 RCC対学習院

 

今期は第5節まで毎回ゲストチームが参加します。そのため昨年までより1試合多い13試合目が行われました。対戦したのはRCCと学習院。好調同志の対戦でしたが、終盤に本来の力を出した学習院が3ゴールをあげて勝利。この試合RCCのキーパーを務めた山口選手は好セーブを見せてくれましたが、それ以上に学習院のシュートが素晴らしかった。これで3勝1分1敗とした学習院は勝点10となり、ゲストチームとしての賞品獲得ラインに到達。見事賞品のフットサルボールを獲得しました。敗れたRCCですが、31分1敗で第1期以来の首位となりました。喜ばしいことですが、この敗戦は次節以降気を引き締める意味でもいい経験になったと捉えてほしいと思います。

 

MEP:本多由依(学習院)  得点者:(学習院)本多(愛)2、本多(由)