第1試合 学習院対GIOCATORE

 

残り2節となった女子大生リーグ。第6節の第1試合は学習院とGIOCATOREの対戦。学習院は試合開始直後から積極的な攻撃を仕掛けます。その攻撃が実を結んだのは3分台に記録されたふたつのゴール。しかもどちらのゴールも記録したのは清水選手。全体的に学習院ペースだったこの試合ですが、清水選手の好プレーが光った試合でした。

 

MEP:清水明日香(学習院)  得点者:(学習院)清水2

 

 

第2試合 JSRELGOLAZO

 

前節は各チームの最初の試合はすべてスコアレスドローでしたが、この試合は開始早々にJSR小竹選手のゴールが決まりJSRが先制します。しかしこのゴールで奮起したのはELGOLAZOの方。335秒に浅川選手が同点ゴールを叩き込むと、425秒には鴨田選手にリーグ戦初ゴールが飛び出し逆転に成功。その後も荒川選手のフリーキックで追加点、ダメ押しは再度浅川選手。大量4ゴールをあげたELGOLAZOが逆転で勝利しました。

 

MEP:鴨田千波(ELGOLAZO)  得点者:(ELGOLAZO)浅川2、鴨田、荒川 (JSR)小竹

 

 

第3試合 RCCJ.W.F.C.

 

第3試合には逆転優勝を目指すJ.W.F.C.が登場。今節は首位のmomozaレディースがお休みなので全勝して勝点で並んでおきたいところ。その気持ちが表れたのか、序盤から猛攻を仕掛けます。開始1分も経たない時間に大塚選手がゴールを決めて先制。その後1分おきに加点し序盤だけで4−0。その後は得点は奪えなかったものの相手にも得点を許さず快勝。特2ゴール、1アシストを記録した渡邊選手のプレーに光るものがありました。

 

MEP:渡邊茜(J.W.F.C) 得点者:(J.W.F.C.)大塚、菅田、渡邊2

 

 

第4試合 JSR対学習院

 

初戦で勝利し勢いに乗る学習院ですが、この試合はJSRのキーパーを中心とした守りにてこずりなかなか得点することができません。そんな試合を決めるゴールを奪ったのは昨年のリーグMVP野村選手。今期は昨年ほどの活躍ではないもののこのような試合を決める活躍はさすが。それ以上にそのゴールをアシストした清水選手の活躍も見逃せません。

 

MEP:野村菜摘(学習院)  得点者:(学習院)野村

 

 

第5試合 RCCGIOCATORE

 

前節がお休みだったRCCは今節最初の試合で大敗を喫し、目が覚めたか・・・ 優勝争いからは脱落したものの、チーム力は日に日に増しているRCC。チームのまとまりは一番なのではと思っています。この試合もベンチと一体になって戦いました。それが実を結んだのは250秒、田村選手のシュートが決まります。更に430秒にはコーナーキックから後藤選手がうまく合わせて2−0。いろんな選手が得点を記録できるのはチームとして戦っている証拠。RCCが快勝で勝点3を獲得しました。

 

MEP:田村真由柚子(RCC)  得点者:(RCC)田村、後藤

 

 

第6試合 ELGOLAZOJ.W.F.C.

 

逆転優勝を目指すJ.W.F.C.は難敵のELGOLAZOとの対戦でしたが、開始早々不運なバックパスのジャッジを受けてしまいます。関節フリーキックだったもののこれをELGOLAZO荒川選手が決めてELGOLAZOが先制。しかしJ.W.F.C.もすぐに菅田選手の技ありゴールで同点に追いつきます。その後も逆転ゴールを目指して相手ゴールに襲い掛かるJ.W.F.C.でしたが、ELGOLAZOもそうはさせまいと必死のディフェンスを見せます。そして640秒、結果的に決勝点となるゴールを決めたのはELGOLAZO鴨田選手でした。J.W.F.C.は痛い敗戦。ELGOLAZOは同じ大学のmomozaレディースにとってこれ以上ない援護射撃となる勝点3をゲットしました。

 

MEP:荒川紗璃(ELGOLAZO)  得点者:(ELGOLAZO)荒川、鴨田 (J.W.F.C.)菅田

 

 

第7試合 RCC対学習院

 

ここからは第7節の後半戦。その最初の試合となったのはRCCと学習院という第1期から参加してくれている両チームの対戦。この日は開始早々の攻撃からリズムを作っている学習院がこの試合も先制します。先制したのはこの日絶好調の清水選手。116秒のゴールでした。しかしチーム一丸となって諦めないフットサルを展開するRCCもすぐさま相手キーパーのミスをついて小澤選手が学習院ゴールにけり混んですぐさま同点に追いつきます。序盤から動いたこの試合でしたが、その後は一進一退の攻防が続き、両者得点を奪えぬまま試合終了のホイッスル。1−1のドローとなり両者勝点1ずつを分け合う結果となりました。

 

MEP:清水明日香(学習院)  得点者:(学習院)清水 (RCC)小澤

 

 

第8試合 JSRJ.W.F.C.

 

先ほどの試合を落とし、これ以上負けられないJ.W.F.C.は気合を入れ直しこの試合に臨みます。340秒に松井選手のゴールで先制すると、試合終盤に菅田選手、大塚選手のゴールでJSRを突き放し3−0。取るべく人が取っての快勝ではありましたが、それ以上に存在感を発揮したのがキーパーを務めた山本選手。試合終盤にはJSRの猛攻を受けましたが、至近距離からのシュートも完全にブロック。その守備力は攻撃陣以上に評価していい内容でした。

 

MEP:山本純子(J.W.F.C.)  得点者(J.W.F.C.)松井、菅田、大塚

 

 

第9試合 ELGOLAZOGIOCATORE

 

前節に続き第9試合での対戦となったELGOLAZOGIOCATOREの一戦は、GIOCATOREの石垣選手が覚醒し513秒と845秒にゴールを記録します。これで残り1分少々をしのぎ切れば今節の初勝利だったのですが、ELGOLAZO攻撃陣は強力でした。9分過ぎに浅川選手が得点すると、試合終了間際にも浅川選手のシュートが決まり2−2。GIOCATOREは勝点は手にしたものの悔しい引き分けとなってしまいました。

 

MEP:石垣早織(GIOCATORE)  得点者:(ELGOLAZO)浅川2 (GIOCATORE)石垣2

 

 

第10試合 JSRJ.W.F.C.

 

ここからは各チーム今節の最終試合。J.W.F.C.は最終節の逆転優勝のためにはこれ以上落とせない一戦。しかし相手は前期優勝の学習院。学習院は今期は優勝争いからは脱落したとはいえ、この日は2勝1分と好調。J.W.F.C.にとっては難しい試合になると思いましたが、それが的中。菅田選手が出場した前半で先取点を奪いたかったのですが、学習院ディフェンスに阻まれてしまいます。しかし守備も固いJ.W.F.C.は学習院の攻撃をことごとく跳ね返します。しかしその守備に一瞬の綻びができたのがもうすぐ9分という時間帯。ゴール正面から昨年の得点王本多選手が倒れこみながらもシュートを放ちこれがJ.W.F.C.ゴールに突き刺さります。その後同点に向けて攻撃を仕掛けるJ.W.F.C.ですが残り時間が少なく間もなく無情のホイッスルが。0−1で惜敗したJ.W.F.C.は逆転優勝に黄信号が点ってしまいました。逆に学習院は今節3勝1分。今節はとてもいいフットサルを見せてくれたと思います。

 

MEP:本多由依(学習院.)  得点者:(学習院)本多

 

 

第11試合 RCCELGOLAZO

 

優勝、準優勝はなくなったものの目標に向けてチーム一丸となっているRCCの第6節最終試合。相手は強敵ELGOLAZO。選手のスキルを比べるとELGOLAZO有利に見えますが、ワンデイカップを含めてRCCが対戦成績では上回っています。そんな両者の対戦はいつものごとく接戦となりました。いつもと同じようにELGOLAZOの強力な攻撃を必死に食い止めるディフェンス陣。その後方でゴールを守る山口選手が好セーブを見せ終盤まで得点を許しません。このままスコアレスドローで終了かと思った930秒過ぎ、試合を決めたのはRCC斎藤選手のゴールでした。結局このまま試合終了。歓喜に沸くRCC。その光景はまるで優勝を決めたチームのようでした。

 

MEP:山口夏海(RCC)  得点者:(RCC)斎藤

 

 

第12試合 momozaレディース対GIOCATORE

 

第6節の最終試合にJSRが登場。JSRは最終節がお休みのためこの潮合が今期の最終試合となります。この試合が最後のリーグ戦となるメンバーもいたと思いますが何とか勝利で終わりたいところ。試合序盤は両者無得点のまま試合が進んでいきます。そんな試合が動いたのは7分に決まった阿久津選手のゴールでした。先制したJSRでしたが、その1分後にこの日絶好調の石垣選手に決められ同点とされてしまいます。しかし更にその1分後、再度阿久津選手のゴールが飛び出し、JSRがリードを奪います。そして試合はこのまま終了。JSR2013年度のリーグ戦勝利し、有終の美を飾った試合となりました。JSRの選手の皆さん、今期もありがとうございました。目標の昨年を上回る順位には届きませんでしたが、途中から強力なタレントも多数入ってきて来季がとても楽しみなチームになってきたと思います。最終節はお休みですが、最後までリーグ戦の結果を見ていてください。本当にお疲れ様でした。

 

MEP:阿久津愛(JSR)  得点者:(JSR)阿久津2 (GIOCATORE)石垣