第1試合 学習院対青短

 

雨中の戦いとなった第6節。第1試合は首位を走る学習院と前回がお休みだった青短の一戦でしたが、立ち上がり早々からゲームは動きます。開始35秒に本多選手が先制ゴールをあげると4分過ぎには大和選手のミドルシュート、730秒にもスルーパスを受けた清水選手のゴールと多彩な攻撃から次々にゴールを決めます。勢いの差が出たこの試合は3-0で学習院が勝利を収めました。

 

MEP:大紗沙加(学習院)  得点者:(学習院)本多、大和、清水

 

第2試合 momozaレディース対JSR

 

直前の試合で学習院の勝利を目にしたmomozaレディースは逆転優勝のために落とせない一戦。そんな大事な一戦も久々出場の海老名選手のいきなりのゴールで楽な展開に・・・中盤はゴールはなかったものの640秒に海老名選手の2ゴール目、733秒には1年生の深津選手にもゴールが生まれ、こちらも学習院に負けじと3-0の好スタートとなりました。

 

MEP:海老名由美(momozaレディース)  得点者:(momoza)海老名2、深津

 

第3試合 RCCJ.W.F.C.

 

こちらも優勝の可能性が残るJ.W.F.C.。この日は素晴らしいゴールを何本も見ることができましたが、そのひとつ、中島選手のキックインからの浮き球を松井選手がファーで合わせたボレーシュートで158秒に先制します。その後もJ.W.F.C.は多彩な攻撃をしかけますが、なかなかゴールには結びつきません。対するRCCもこの日は気合が入っていました。その気合がゴールに結びついたのは748秒、田村選手のシュートでした。これで試合は振り出しに・・・しかしその後は動きなくこのまま1-1のドロー。逆転優勝を狙うJ.W.F.C.にとっては痛い引き分けとなりました。

 

MEP:田村麻柚子(RCC)  得点者:(RCC)田村 (J.W.F.C.)松井

 

第4試合 学習院対JSR

 

4試合になる頃には雨が相当強く降るようになっていました。そんな中行われた学習院とJSRの試合は開始5秒で動きます。野村選手の速攻で学習院が先制。しかしJSRも黙っていません。3年生が引退し攻撃の中心となった泉田選手がすぐに同点ゴールをたたきこみますが、逆にこのゴールで学習院に火をつけた格好となってしまいました。直後に益子選手のゴールで逆転すると、4分過ぎに野村選手、650秒には本多選手にもゴールが生まれ終わってみれば4-1。現在の力の差を見せつけ学習院の快勝となりました。

 

MEP:野村菜摘(学習院)  得点者:(学習院)野村2、益子、本多

 

第5試合 青短対J.W.F.C.

 

土砂降りの雨となり、ピッチも水浸しになってしまったため、この試合から人工芝が新しくなった手前のコートに移動して行いました。これは5年目を迎えるAfflus Leagueですが初めてのこと。そんな記念すべき(?)一戦はJ.W.F.C.が一方的に攻め込む展開に・・・そんな試合で活躍したのがこの前の試合でも見事なゴールを決めている松井選手。第2節のMVPに恥じない活躍で2ゴールを記録。2-0J.W.F.C.が勝点3をゲットしました。

 

MEP:松井佑希子(J.W.F.C.)  得点者:(J.W.F.C.)松井2

 

第6試合 RCCmomozaレディース

 

momozaレディースは逆転優勝のためには落とせない試合が続きますが、慣れないコートということもあり両チーム終盤まで得点を奪うことができません。その均衡が破れたのは800秒、またも海老名選手のゴールで学習院が待望の先取点をあげます。しかし、終了直前の942秒にゴール前の混戦からRCC石田選手のシュートが決まり同点に。その後momozaに得点する時間はなくこのまま1-1で試合終了。momozaは勝点3獲得ならず。逆にRCCの粘りを褒めたい一戦となりました。

 

MEP:石田唯(RCC)  得点者:(RCC)石田 (momozaレディース)海老名

 

第7試合 J.W.F.C.対学習院

 

ここから第6節の後半戦に突入しますが、雨は降り続いたまま。コートも手前のコートのまま続行となりました。その第7試合は学習院とJ.W.F.C.の一戦。J.W.F.C.にとっては絶対に勝利が必要となる試合でしたが、この試合は両者の攻守が頻繁に入れ替わるこの日のベストゲームとなりました。まさに女と女の意地のぶつかり合いとなりましたが、終盤までがっぷりよつ。両者に得点は入りません。その均衡が破れたのは838秒、本多選手からのパスを益子選手がゴールネットを揺らし学習院が先制。湧き上がる学習院ベンチ。しかし、学習院に勝利の女神は微笑みませんでした。930秒にJ.W.F.C.神田選手のシュートが決まり同点。そしてこのままホイッスル。両者が勝点1ずつを分け合う結果となりました。

 

MEP:(J.W.F.C.)神田綾  得点者:(J.W.F.C.)神田 (学習院)益子

 

第8試合 RCCJSR

 

この日は勝利はないものの粘り強いフットサルを展開し2引き分けと検討しているRCC3試合目。今期も得点力不足に悩まされているRCCですが、この日は2試合とも先制されながら終盤に得点し引き分けに持ち込んでいます。しかしこの試合はこの日初めて先制点を奪います。ゴールしたのは斉藤選手。その前の稲垣選手の強烈なシュートの流れからでした。対するJSRも積極的に攻め込みますが、RCCのキーパー磯崎選手の好守にはばまれ得点できず。結局1-0RCCがこの日の初勝利をあげました。逆にJSRは3連敗となってしまいました。

 

MEP:磯崎楓(RCC)  得点者:(RCC)斉藤

 

第9試合 青短対momozaレディース

 

ここまで2連敗と元気のない青短でしたが、開始早々壬生選手のゴールで上位のmomozaレディースから先制点を奪います。このまま初勝利かと思われましたが、630秒に松尾選手に同点ゴールを許すと、試合終盤にこの日絶好調の海老名選手に連続でゴールを決められ万事休す。この日の青短は勝利から見放された感じ・・・

 

MEP:海老名由美(momozaレディース)  得点者:(momozaレディース)松尾、海老名2

 

第10試合 RCC対学習院

 

ここまで粘り強い戦いを続けているRCCでしたが、開始早々の本多選手に許したゴールと強くなった雨のせいで緊張の糸が切れてしまったのか学習院のゴールラッシュとなってしまいます。本多選手は57秒と850秒にゴールを記録しハットトリック達成。それよりも印象に残ったのが78秒にフリーキックからRCCゴールに突き刺した清水選手のシュート。このゴールはこの日のベストゴールだと思います。RCC618秒に斉藤選手のゴールで1点を返しますが、学習院の勢いが勝り4-1。学習院はこの日も3勝1分とし首位をがっちりキープしたまま採取節を迎えることとなりました。

 

MEP:(学習院)清水明日香  得点者:(学習院)本多3、清水 (RCC)斉藤

 

第11試合 momozaレディース対J.W.F.C.

 

この試合が始まる頃には新しい人工芝のピッチにも水が浮いてしまう最悪なコンディション。それが影響したのかゴールシーンが最も多い試合となりました。2,3年生中心で試合に臨んだmomozaレディースは海老名選手の3ゴールをはじめ茂木選手、行政選手にもゴールが生まれ計5得点。対するJ.W.F.C.は菅田選手が意地を見せるも中島選手のフリーキックと合わせて2得点に終わり、結果は5-2momozaレディースの勝利。2位のJ.W.F.C.が破れたことで、学習院の優勝が目の前に近づく結果となり、逆にこの2チームが2位を争う展開に変わってきました。最終節更なるドラマが生まれそうな予感です。

 

MEP:海老名由美(momozaレディース)  得点者:(momozaレディース)海老名3、茂木、行政

 

第12試合 青短対JSR

 

お互いにこの日3連敗の青短とJSRが対戦したこの日の最終戦。採取節がお休みのJSRにとってはこれが今期の最終戦となります。しかし、この試合もノーゴール。泉田選手、阿久津選手など攻撃陣に好選手が出てきたのは来期に向けて明るい兆しか・・・? 対した青短も雨の中の試合で違った意味でゲームを楽しんでくれましたが、得点力不足は深刻。なんとか次節の最終戦では、勝利したメンバーの笑顔を見せてほしいと思います。

 

MEP:該当者なし