第1試合 学習院対GIOCATORE

 

前節の第1試合と同じ取り組みとなった学習院対GIOCATOREで第6節がスタート。前節4連勝を飾り一気に優勝争いに絡んできた学習院。回を追うごとにレベルが上がっているGIOCATORE。特に得点王争いのトップを走る唐木選手が好調を維持。その攻撃力をどう止めるかがポイントでしたが、学習院は持ち前のミスの少ないパスワークでボールを保持。何本か打たれたシュートも代理キーパーの大谷選手が必死に守り得点を許しません。そして生まれた先取点は学習院#26益子選手のゴール。この1点を最後まで守り切った学習院が幸先よくこの日の1勝目をあげました。

 

MEP:大谷眞末(学習院)  得点者:(学習院)益子

 

第2試合 J.W.F.C.対青短

 

前節今季初の敗戦を含む2敗を喫し2位以下に勝点を迫られた青短が調子が下降気味のJ.W.F.C.と対したこの試合。初優勝のためには負けられない試合でしたが、4分過ぎに大中道選手が神保選手からのパスからゴールネットを揺らし先制します。更に7分過ぎにも大中道選手が連続ゴールを決め2−0。前年度の覇者としても負けられないJ.W.F.C.でしたが9分過ぎに吉田選手のゴールで1点を返すのが精いっぱい。2−1で青短が勝利しました。

 

MEP:大中道麻理衣(青短)  得点者:(青短)大中道2 (J.W.F.C.)吉田

 

第3試合 momozaレディース対AMIGO

 

こちらも初優勝のためには取りこぼしが許されないmomozaレディースの最初の試合。優勝争いからは大きく離されたAMIGOとの差が歴然と出た展開となりました。4分20秒、5分35秒に蛯名選手、7分24秒、7分44秒に相馬選手とふたりが2ゴールずつを決め快勝。AMIGOは8分58秒に高橋選手が1点を返しますが焼け石に水。4−1でmomozaレディースが勝利。これで上位3チームがそろって勝点3のスタートとなりました。

 

MEP:海老名由美(momozaレディース)  得点者:(momoza)海老名2 相馬2 (AMIGO)高橋

 

第4試合 学習院対青短


各チームの第2試合の一発目は優勝争いを演じる上位対決。学習院対青短。前節学習院に敗れリベンジに燃える青短ですが、いきなり出ばなをくじかれてしまいます。2分27秒に学習院のエース島崎選手にゴールを決められ1−0。その後、青短は何度となく反撃を試みますが、ゴールは遠く無得点。序盤の1点を守り切った学習院が前節から6連勝となりました。

 

MEP:島崎美和(学習院)  得点者:(学習院)島崎

 

第5試合 AMIGO対GIOCATORE


この試合はGIOCATOREの唐木選手がまた爆発。武田選手のゴールをはさみ、1分22秒、4分46秒にゴール。AMIGOは総勢30名以上のGIOCATOREに終始押され気味。8分44秒に高橋選手が一矢を報いるゴールを決めますが、3−1でGIOCATOREの勝利。この日が今期最後のリーグ戦となるGIOCATOREには歓喜の輪ができていました。

 

MEP:唐木美保(GIOCATORE)  得点者:(学習院)唐木2 武田 (AMIGO)高橋

 

第6試合 J.W.F.C.対momozaレディース

 

夏休み明けからどうも調子の出ないJ.W.F.C.。序盤は持ち前の守備力でmomozaに得点を許しませんでしたが、天敵#7鶴岡選手に6分26秒にゴールを決められると、8分37秒には相馬選手にこの日3点目となるゴールを決められ勝負あり。momozaレディースが青短を抜いて首位に躍り出る結果となりました。

 

MEP:相馬夏希(momozaレディース)  得点者:(momoza)鶴岡 相馬

 

第7試合 学習院対AMIGO


勢いに乗る学習院がAMIGOと対戦した第7試合。好調の学習院は3分過ぎにこの日好プレーを連発する益子選手が先制ゴール。その後もゴールラッシュかと思われましたがAMIGOも必死に守ります。試合も終盤、学習院の勝利も見えてきた8分過ぎ青島選手の絶妙なパスをゴール前で畔浦選手が合わせ同点に追いつきます。そして試合はこのまま終了。学習院は7試合ぶりの失点で勝点3獲得ならず。


MEP:青島有希(AMIGO)  得点者:(学習院)益子 (AMIGO)畔浦

 

第8試合 青短対momozaレディース


今期の優勝を占う意味では非常に重要となるこの一戦。青短は直前の試合で勝ち点を奪えず首位から陥落。もちろんmomozaに勝利すれば再び首位に浮上できます。しかし無情にも先制したのはmomozaレディース。塩田選手の今期初ゴールが2分に決まります。その後試合は一進一退。お互いに攻守でゆずりません。このままmomozaの勝利かと思われましたが、終了直前、今期にかける青短佐藤選手の意地のゴールがmomozaゴールに突き刺さります。その直後に試合終了のホイッスル。最後にどこが優勝するか全くわかりませんが、この試合の結果が少なからずそれを左右することになりそうな結果となりました。


MEP:佐藤花奈(青短)  得点者:(momoza)塩田 (青短)佐藤

 

第9試合 J.W.F.C.対GIOCATORE


連覇の夢が消えてしまったJ.W.F.C.。昨年王者としてなんとか勝利を・・・という夢を砕いたのはまたしても唐木選手のゴールでした。これがなんと今期18ゴール目。GIOCATOREは全員が必死に動き回り相手を圧倒。J.W.F.C.の猛攻もこの試合でキーパーを務めた門脇選手が必死に守り、1−0でGIOCATOREがこの日の2勝目をあげました。


MEP:門脇真央(GIOCATORE)  得点者:(GIOCATORE)唐木

 

第10試合 青短対AMIGO


ここからは今節の各チームの最終試合。その最初はここまで1勝1分1敗の青短がAMIGOと対戦。青短は優勝のためには下位チームへの取りこぼしは許されません。その気合の表れか開始早々キックオフ直後のボールを後方へパス。それを佐藤選手が浮き球で前線へ。そしてそのボールを走りこんできた大中道選手が頭で決めてあっという間の先制劇。あっけにとられるAMIGO。これは青短の日頃の練習の成果でしょう。しかしこのまま勢いに乗れないのが今日の青短。チャンスがたくさんあったのは青短でしたが、次にゴールが決まったのはAMIGOのほう。石田選手が8分40秒に同点ゴールをたたきこみます。そして無情にも1−1のまま試合は終了。負けはしなかったものの青短は負けに等しい勝ち点1。AMIGOはこの前の学習院戦同様、上位陣と互角の戦いを演じました。この結果前節まで首位だった青短の勝点は41止まりとなりました。

 

MEP:石田清香(AMIGO)  得点者:(青短)大中道 (AMIGO)石田

 

第11試合 J.W.F.C.対学習院


ここまで2勝1分で勝点を40まで伸ばした学習院。なんとか最終戦も勝って2位に浮上したいところですが、相手は昨年優勝を争ったJ.W.F.C.。しかし、結果は大差となってしまいました。先制したのはJ.W.F.Cでしたが3分24秒に小坂選手のゴールで追いつくと、ここからは学習院の独壇場。島崎選手と益子選手の見事なコンビネーションから2点を追加すると、とどめの4点目を島崎選手が奪い4−1。J.W.F.C.の元気のなさが非常に気になります。昨年優勝の勢いはどこに行ってしまったのか?学習院はこれで勝点が43。青短より順位が上に行きました。

 

MEP:益子朱里(学習院)  得点者:(学習院)小坂 島崎2 益子 (J.W.F.C.)柳沼

 

第12試合 momozaレディース対GIOCATORE


学習院はこの試合が始まる前の時点で勝点が42。この試合に勝てば最終節を首位で迎えることができます。その相手はこの試合が今期のラストゲームとなるGIOCATORE。もちろん気合が入っています。ここまで無敗とはいえmomozaにとっては気が抜けない相手です。その通りタフな立ち上がりとなりました。GIOCATOREは唐木選手が何度となくmomozaゴールを脅かします。当然momozaも一歩も引かない。一進一退の攻防が続いていましたが、7分24秒に均衡が崩れます。momoza今井選手の本リーグ初ゴールが決まり、これを最後まで守り通したmomozaがこの日3勝目。勝点を45として首位となり最終節に優勝をかけることとなりました。GIOCATOREは今期の最終戦を白星で飾ることはできませんでしたが、選手全員が精いっぱいのプレーを見せてくれました。来季は今期以上の成績が期待できそうです。

 

MEP:今井和美(momozaレディース)  得点者:(momoza)今井